(解説) 参照元: 日本規格協会HP
1.QC検定は品質管理の知識を評価する試験です。
2.民間資格でレベルは1級から4級まであり、
1級が一番上のレベルです。
3.認定団体は日本品質管理学会、主催団体は
日本規格協会と日本科学技術連盟です。
4.創設は2005年です。第1回試験は2005年
12月に実施されました。
5.試験は2回/年(3月、9月)の頻度で実施され
ています。
(解説) 参照元: 日本規格協会HP
1.QC検定1級について、説明して行きます。
2.対象者: 全部門の品質改善を指導できる人。
3.合格率: 15%
4.試験内容
・品質管理での手法全般、実践全般の理解度
・品質管理周辺の手法や品質管理周辺の活動と
してトピック的事柄に関する基礎知識
・2級〜4級の試験範囲を含む理解度
以下は、キーワード
品質管理の実践 | 品質管理の手法 |
・品質マネジメントシステム ・方針管理 ・部門別管理 ・機能別管理 ・品質確保活動 ・改善活動 ・品質管理に携わる人の倫理 ・社会的責任(SR:Social Responsibility) |
・統計的検定・推定 ・回帰分析 ・管理図 ・抜取検査方式 ・実験計画法 ・信頼性工学 ・品質機能展開 ・新QC 7つ道具 ・ロバストパラメータ設計 ・多変量解析 |
(解説) 参照元: 日本規格協会HP
1.QC検定2級について、説明して行きます。
2.対象者: 自部門の品質改善を指導できる人。
3.合格率: 40%
4.試験内容
・QC7つ道具等を含む統計的な手法の活用や
実践を自主的に実施するために必要な知識
・確率分布、検定・推定、相関分析・回帰分析、
実験計画法、抜取検査、信頼性工学、品質機能
展開、統計的プロセス管理
・3級〜4級の試験範囲を含む理解度
以下は、キーワード
品質管理の実践 | 品質管理の手法 |
・品質マネジメントシステム ・方針管理、日常管理 ・小集団活動 ・当たり前品質、魅力的品質 ・品質保証体系図 ・製品安全・環境配慮・製造物責任 ・信頼性 ・課題達成型QC ストーリー ・測定誤差の分析 ・社内標準化、工業標準化、国際標準化活動 |
・サンプリング、確率分布、分散の加法性 ・検定・推定、相関分析、単回帰分析 ・実験計画法、1元配置実験、2元配置実験 ・抜取検査、規準型一回抜取検査 ・親和図法、連関図法、系統図法 ・マトリックス図法 ・耐久性、保全性、設計信頼性 ・MTBF、B 10、FMEA、FTA ・バスタブ曲線 ・品質機能展開表 ・管理図、工程能力指数 |
(解説) 参照元: 日本規格協会HP
1.QC検定3級について、説明して行きます。
2.対象者: 職場の問題解決を行う人。
3.合格率: 65%
4.試験内容
・データの取り方やまとめ方の基本
・QC7つ道具の利用、新QC7つ道具の基本
・QC的ものの見方・考え方、管理と改善の進め方
・品質、プロセス管理、問題解決、検査と試験、
標準化など、基本的な管理・改善活動の事項
・4級の試験範囲を含む理解度
以下は、キーワード
品質管理の実践 | 品質管理の手法 |
・重点指向 ・PDCA、SDCA、PDCAS ・事実に基づく管理 ・バラツキの管理 ・標準化 ・再発防止と未然防止 ・方針管理、日常管理 ・小集団活動 ・ねらいの品質とできばえの品質 ・問題解決型QC ストーリー |
・データの種類 ・母集団と標本、サンプリングと誤差 ・基本統計量 ・工程能力指数(Cp,Cpk) ・パレート図、特性要因図、 ・チェックシート、ヒストグラム、散布図 ・グラフ、管理図、層別、親和図法、 ・連関図法、系統図法、マトリックス図法 ・マトリックス・データ解析法 ・アローダイアグラム法、PDPC 法 |
(解説) 参照元: 日本規格協会HP
1.QC検定4級について、説明して行きます。
2.対象者: 初めて品質管理を学ぶ人。
3.合格率: 90%
4.試験内容
・品質管理、管理、改善、工程、検査、
標準・標準化、データ、QC七つ道具
・企業活動の基本など、企業活動の基本常識に
関する理解度
以下は、キーワード
品質管理の実践 | 品質管理の手法 |
・QCD ・仕事の進め方 ・PDCA、SDCA ・QC ストーリー ・3 ム(ムダ、ムリ、ムラ) ・小集団活動 ・重点指向とは ・異常とは(異常原因、偶然原因) ・標準化、作業標準 ・社内規格 |
・データの取り方 ・計量値、計数値 ・平均とバラツキ ・平均と範囲 ・QC 7つ道具 ・層別 ・報告・連絡・相談(ほうれんそう) ・5 W 1 H ・三現主義 ・5 ゲン主義 |