(解説)
1.設計品質と製造品質ついて、説明して行きます。
2.品質には、使用品質、設計品質、製造品質が有り
ます。
3.使用品質は、要求品質とも呼ばれています。
顧客から求められる品質です。
4.設計品質は、ねらいの品質とも呼ばれています。
使用品質を基に品質設計を行い、設計品質を決め
ます。
5.製造品質は、できばえの品質とも呼ばれています。
実際に製造された製品の品質です。
(解説)
1.設計品質について、説明して行きます。
2.設計品質(ねらいの品質)は、規格値として設定
されます。
3.規格値は、下記の様に表現します。
規格値 : 100±10
上限規格: 110
規格中心: 100
下限規格: 90
(解説)
1.製造品質について、説明して行きます。
2.製造品質(できばえの品質)は、実際に製造された
製品の品質です。
3.出荷検査の結果は、下記の様に表現します。
平均値 : 105
標準偏差: 3
平均+3σ: 114
平均−3σ: 96
(解説)
1.設計品質と製造品質の関係について、説明して
行きます。
2.設計品質(規格値)と製造品質(出荷検査の値)を
左図の様にグラフに記入します。
3.グラフ化すると、製造品質(出荷検査の値)の分布
が一目で分かります。
4.平均値が右にシフトしており、バラツキは規格値の
幅と同じである事が分かります。
5.上限規格が100なので、これより大きい値は
不合格となります。