(解説)
1.試験と検査ついて、説明して行きます。
2.JIS Q 9000:2006の用語及び定義
では、以下の様に定義されています。
試験: 手順に従って特性を明確にすること。
検査: 必要に応じて測定、試験又はゲージ合せを
伴う、観察及び判定による適合性評価。
3.似たような言葉ですが、JISでは異なります。
(解説)
1.試験について、説明して行きます。
2.JISでは、下記の定義となっています。
3.8.3 試験(test)
手順に従って特性を明確にすること。
3.従って、判定は行っていません。
(解説)
1.判定について、説明して行きます。
2.JISでは、判定の定義はありません。しかし、
検査の一部に判定の記述が有ります。
3.判定は、試験の測定値を規格値と比較し、合否を
調べる行為です。
4.規格値100±10での判定は、以下の通り。
測定値 111: 不合格(上限より大)
測定値 110: 合格 (上限と同じ)
測定値 90: 合格 (下限と同じ)
測定値 89: 不合格(下限より小)
(解説)
1.検査について、説明して行きます。
2.JISでは、下記の定義となっています。
3.8.2 検査(inspection)
必要に応じて測定、試験又はゲージ合せを伴う、
観察及び判定による適合性評価。
3.試験と判定から、検査が成り立っています。
(検査)=(試験)+(判定)