(解説)
1.確率分布の代表例として、下記の8つが有ります。
・正規分布
・一様分布
・二項分布
・ポアソン分布
・t分布
・F分布
・カイ2乗分布
・ワイブル分布
(解説)
1.カイ2乗分布のグラフについて、説明します。
2.特徴は右に歪んだ形状(右に裾引く)で、
最頻値<中央値<平均値の順番。
3.基本統計量
・平均値: k
・中央値: k−2/3+4/(27k)−8/(729k2)
・最頻値: k−2 (k≧2の時)
・分散 : 2k
・歪度 : 2×20.5/k0.5
・尖度 : 12/k
(解説)
1.カイ2乗分布の関数式について、説明して行き
ます。
2.左式は、確率密度関数を記載しています。
3.記号の意味は、下記の通りです。
・x: 変数
・k: 独立に標準正規分布に従う確率変数の数
・Γ: ガンマ関数
・e: 自然対数の底
(解説)
1.カイ2乗分布のエクセル関数について、説明して
行きます。
2.エクセルには、CHISQ.DIST関数が用意されて
います。
3.使用方法は、以下の通りです。
・CHISQ.DIST(x,ν,FALSE)
・関数形式は、以下で指定します。
FALSE: 確率密度関数
TRUE : 累積分布関数
・本関数は下側確率を計算できます。
(解説)
1.カイ2乗分布の活用方法について、説明して行き
ます。
2.母集団からサンプリングした分散の分布は、
カイ2乗分布となります。
3.活用方法は、以下が有ります。
・カイ2乗検定(分散の検定)
・適合度検定