(解説)
1.品質管理では、データの分布を把握する事が重要
です。
2.適合度検定は、得られたデータがどの様な確率分布
かを定量的に調べることが可能です。
3.適合度検定では、カイ2乗検定を利用します。
4.どの様な確率分布でも判定可能です。
(解説)
1.度数分布表の作成について、説明して行きます。
2.度数分布表には、下記の項目が必要です。
・階級
・度数f
・下限点
・上限点
・級中心x
(解説)
1.平均値と分散の算出について、説明して行きます。
2.データから求める方法と度数分布表から求める
方法がありますが、度数分布表から求める方法を
記載します。
3.平均値の算出
・各階級の度数fと級中心xを掛けます。
・各階級のfxを合計します。
・合計したfxをデータ数で割ります。
(解説)
1.期待値の算出について、説明して行きます。
2.期待値とは、データがある確率分布であると
仮定した時に、出現するであろう度数です。
3.ここでは正規分布と仮定して記載します。
4.zの算出
・上限点を規準化してzを求めます。
・z=(上限点−平均値)/分散0.5
5.F(z)の算出
・=NORMDIST(z,0,1,TRUE)
(解説)
1.カイ2乗の算出について、説明して行きます。
2.カイ2乗の算出
・各階級について、下記を計算します。
・Χ2=(度数f−期待値)2/期待値
・各階級のΧ2を合計します。
(解説)
1.自由度、p値、判定について、説明して行きます。
2.自由度の算出
・自由度=階級の数−3
・ここで注意する事は、−3となっている事です。
計算に平均値と分散を使用していますので、
自由度は2つ減っています。
3.p値の算出
・=CHIDIST(Χ2,自由度)