(解説)
1.統計的手法の多くは、正規分布を前提としている
ので、データが正規分布である事を確認する事が
非常に重要になります。
2.正規確率プロットは、データが正規分布かどうかを
調べることが可能です。
3.グラフの形を目視で判断し、正規分布かを判定
します。
4.使い方は下記の通りです。
・横軸にデータを取ります。
・縦軸に標準偏差の倍数を取ります。
(解説)
1.正規分布の場合について、説明して行きます。
2.製造工程が正常に管理されている場合は、
データは正規分布になる事が多いです。
3.グラフの形
・全データで、プロットは直線に乗ります。
(解説)
1.下側のデータが無い分布の場合について、説明して
行きます。
2.製造工程で下限値外れを除去している場合、
この様な分布になります。
3.グラフの形
・データが小さい方で、直線から下に外れます。
(解説)
1.上側のデータが無い分布の場合について、説明して
行きます。
2.製造工程で上限値外れを除去している場合、
この様な分布になります。
3.グラフの形
・データが大きい方で、直線から上に外れます。
(解説)
1.両側のデータが無い分布の場合について、説明して
行きます。
2.製造工程で下限値外れと上限値外れを除去して
いる場合、この様な分布になります。
3.グラフの形
・データが小さい方で、直線から下に外れます。
・データが大きい方で、直線から上に外れます。
(解説)
1.2つのデータの分布の場合について、説明して行き
ます。
2.製造工程で異なる集団が混ざっている場合、
この様な分布になります。
3.グラフの形
・データが小さい方で、直線から下に外れます。
・データが大きい方で、直線から上に外れます。
・データが中心に近い所で、直線から外れます。
(解説)
1.対数正規分布の場合について、説明して行きます。
2.製造工程で特性値によっては、この様な分布に
なります。
3.グラフの形
・データが小さい方で、直線から下に外れます。
・データが大きい方で、直線から下に外れます。
・データが中心に近い所で、直線から外れます。
(解説)
1.一様分布の場合について、説明して行きます。
2.サイコロの目が出る確率は、この様な分布に
なります。
3.グラフの形
・データが小さい方で、直線から下に外れます。
・データが大きい方で、直線から上に外れます。