品質管理はデータに始まり、データで終わります。

1. ｔ分布とは

（解説）
　1.確率分布の代表例として、下記の８つが有ります。
　・正規分布
　・一様分布
　・二項分布
　・ポアソン分布
　・ｔ分布
　・Ｆ分布
　・カイ２乗分布
　・ワイブル分布

2.ｔ分布（Ｔ　ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｉｏｎ）は、１９０８年にウィリアム・シーリー・ゴセットが発表
　した分布です。
3.ｔ分布の代表例として、母集団からサンプリングした平均値の分布が有ります。

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2. ｔ分布のグラフ

（解説）
　1.ｔ分布のグラフについて、説明して行きます。
　2.特徴は、左右対称で釣鐘型の形状で、平均値、
　　中央値、最頻値が同じです。
　3.基本統計量
　　・平均値：　０
　　・中央値：　０
　　・最頻値：　０
　　・分散　：　ν／（ν−２）
　　・歪度　：　０
　　・尖度　：　６／（ν−４）

4.事例
　・母集団からサンプリングした平均値の分布。

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3. ｔ分布の関数式

（解説）
　1.ｔ分布の関数式について、説明して行きます。
　2.左式は、確率密度関数を記載しています。
　3.記号の意味は、下記の通りです。
　　・ｔ：　変数
　　・Γ：　ガンマ関数
　　・ν：　自由度
　　・π：　円周率

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4. ｔ分布のエクセル関数

（解説）
　1.ｔ分布のエクセル関数について、説明して行き
　　ます。
　2.エクセルには、T.DIST関数が用意されています。
　3.使用方法は、以下の通りです。
　　・T.DIST(ｔ,ν,FALSE)
　　・関数形式は、以下で指定します。
　　　FALSE：　確率密度関数
　　　TRUE ：　累積分布関数

4.ｔ分布に関するエクセル関数には、以下も有ります。
　・T.DIST.2T(ｔ,ν)
　・T.DIST.RT(ｔ,ν)
　・T.INV(ｐ,ν)
　・T.INV.2T(ｐ,ν)

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5. ｔ分布の活用方法

（解説）
　1.ｔ分布の活用方法について、説明して行きます。
　2.母集団からサンプリングした平均値の分布は、
　　ｔ分布となります。
　3.活用方法は、以下が有ります。
　　・ｔ検定（平均値の検定）

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