(解説)
1.二元配置実験(n=1)について、説明します。
2.二元配置実験(n=1)は、因子が2つの実験計画
法で、繰返しは1回です。
3.二元配置実験(n=1)は、以下の組み合せで
実験します。
・因子: A、B
・水準: 1,2,3・・・,a (b)
・繰返: 1回
・順序: ランダム
4.以下、計算方法等を記載します。
(解説)
1.二元配置実験(n=1)の具体例について、説明
して行きます。
2.左表の様に、データ列を作成します。
・左列: 要因Aと水準
・中列: 要因Bと水準
・右列: 要因Aで各水準の合計
・下行: 要因Bで各水準の合計
3.この表を基にして、各種計算を行います。
(解説)
1.各要因の変動と自由度を算出について、説明して
行きます。
2.計算する項目を以下に記します。
・修正項 : CT=T2/N=
・総変動 : ST=
・要因変動: SA=
・要因変動: SB=
・誤差変動: Se=ST−SA−SB=
(解説)
1.分散分析表の作成について、説明して行きます。
2.左表の様に、分散分析表を作成します。
3.横の項目
・要因
・平方和S
・自由度f
・分散V
・F0
・p値
・寄与率ρ
(解説)
1.要因効果、水準間の差、最適条件について、説明
して行きます。
2.要因効果、水準間の差、最適条件の推定は、以下の
計算で行います。
3.要因効果の推定
・xbarA1=(平均値)±
t(fe,0.05)×(Ve/b)0.5
4.水準間の差の推定
・xbarA1−xbarA2=(平均値の差)±
t(fe,0.05)×(2Ve/b)0.5
(解説)
1.平均値の差、個々のデータの推定について、説明
して行きます。
2.平均値の差、個々のデータの推定は、以下の計算で
行います。
3.平均値の差の推定
・xbarA4B3−xbarA3B2=
(平均値の差)±t(fe,0.05)×
(Ve/nd)0.5
(解説)
1.有効反復数について、説明して行きます。
2.推定する項目により、データ数の算出方法が異なり
ます。
3.neの算出
・ne=ab/(a+b−1)
4.ndの算出
・nd=ab/(2(a+b))
5.記号の補足
・a: 要因Aの水準数
・b: 要因Bの水準数