(解説)
1.因子の種類について、説明して行きます。
2.因子とは、温度、圧力、時間など実験で変化させる
項目です。
3.因子には、下記3種類が有ります。
・制御因子: 水準を自由に選べる因子
・標示因子: 水準を一時的に選べる因子
・誤差因子: 水準を全く選べない因子
4.以下、各因子について詳細に説明します。
(解説)
1.制御因子について、説明して行きます。
2.制御因子は、水準を自由に選べる因子です。
3.具体例は、以下の通りです。
・成型時の温度
・成型時の圧力
・成型時の時間
4.実験計画法では、必ず取り上げる因子です。
5.制御因子を多く取り上げる事が、改善への近道と
なります。
(解説)
1.標示因子について、説明して行きます。
2.標示因子は、水準を一時的に選べる因子です。
3.具体例は、以下の通りです。
・製品の色
・製造の号機
・製造の時刻
4.実験計画法では、標示因子の水準毎に制御因子の
最適条件を見つける為に、取り上げるます。
5.標示因子を取り上げない実験も多いです。
(解説)
1.誤差因子について、説明して行きます。
2.誤差因子は、水準を全く選べない因子です。
3.具体例は、以下の通りです。
・顧客の使用温度
・顧客の使用湿度
・顧客の使用時間
4.実験計画法では、タグチメソッドで使用します。
5.誤差因子を考慮すると、バラツキに対する抵抗力が
付き、頑強な設計が可能となります。