(解説)
1.誤差のプーリングについて、説明して行きます。
2.要因効果がないと判断された場合、それを誤差と
見なします。
3.この操作を誤差のプーリングと呼びます。
4.誤差のプーリングを実施するには、判定基準が有り
ます。
(解説)
1.誤差のプーリングの目的と目安について、説明して
行きます。
2.目的
・誤差自由度が大きくなり、より精度の高い検定や
推定が可能となります。
3.目安
・F0値≦2
・p値≧20%
(解説)
1.主効果のプーリングについて、説明して行きます。
2.主効果のプーリングは、実験の種類によって実施の
可否が有ります。
3.要因配置実験(ニ元配置実験など)
・主効果 → プーリング不可
・交互作用 → プーリング可
4.部分配置実験(直交配列実験など)
・主効果 → プーリング可
・交互作用 → プーリング可
(解説)
1.誤差のプーリングの実施例について、説明して行き
ます。
2.左表は5要因(A、B、C、D、E)の例です。
3.分散比F0が小さい要因A、Eを誤差にプーリング
します。
4.これで誤差自由度が大きくなり、より精度の高い
検定や推定が可能となります。