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実験計画法の種類type of doe


(目次)

 1. 実験計画法の種類
 2. 目的別による分類
 3. 組合せによる分類
 4. 因子数による分類
 5. 順序別による分類

1. 実験計画法の種類

01 実験計画法の種類

(解説)
 1.実験計画法の種類について、説明して行きます。
 2.実験計画法には、色々な種類が有ります。
 3.実験計画法は、大きくは以下の分類となります。
  ・目的別による分類
  ・組合せによる分類
  ・因子数による分類
  ・順序別による分類
 4.以下、具体例な分類を記載します。




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2. 目的別による分類

02 目的別による分類

(解説)
 1.目的別による分類について、説明して行きます。
 2.実験計画法を目的別で分類すると、以下の4つと
  なります。
  ・スクリーニング実験
  ・最適化実験
  ・タグチメソッド
  ・混合実験





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3.スクリーニング実験
 ・目的: 因子の影響度を調べ、因子を絞り込む為の実験
 ・事例: L実験計画、L16実験計画、L32実験計画
4.最適化実験
 ・目的: 因子、水準の組合せを調べ、最適化する為の実験
 ・事例: L実験計画法、L27実験計画法
5.タグチメソッド
 ・目的: 誤差因子の影響を減らし、頑強な設計にする為の実験
 ・事例: L18実験計画法+誤差因子を外割付け
6.混合実験
 ・目的: 混合比率を調査し、混合物を最適化する為の実験
 ・事例: 直交実験、応答曲面法


3. 組合せによる分類

03 組合せによる分類

(解説)
 1.組合せによる分類について、説明して行きます。
 2.実験計画法を組合せで分類すると、以下の2つと
  なります。
  ・完全実施要因実験
  ・一部実施要因実験
 3.完全実施要因実験は総当りで、一部実施要因実験は
  重点のみです。





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4.完全実施要因実験
 ・目的: 少数の因子について、詳しく調べる為の実験
 ・事例: 一元配置実験、二元配置実験、三元配置実験
5.一部実施要因実験
 ・目的: 実験数を減らし、効率良くする為の実験
 ・事例: 直交実験、応答曲面法


4. 因子数による分類

04 因子数による分類

(解説)
 1.因子数による分類について、説明して行きます。
 2.実験計画法を因子数で分類すると、以下の通りと
  なります。
  ・一元配置、二元配置、三元配置
  ・L、L、L12、L27
 3.因子数が違うと実験の目的が異なって来ますが、
  覚えやすい分類です。





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5. 順序別による分類

05 順序別による分類

(解説)
 1.順序別による分類について、説明して行きます。
 2.実験計画法を順序別で分類すると、以下の3つと
  なります。
  ・完全ランダム
  ・乱塊法
  ・分割法
 3.実験の順序は、実験計画を検討する時に、非常に
  重要な項目となります。十分に考えてから、実験の
  順序を決定しましょう。



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4.完全ランダム
 ・概要: 因子、水準、組合せを完全ランダムに行う実験
 ・特徴: 完全にランダムなので、実験誤差を全体に振り分けられる
5.乱塊法
 ・概要: 原料ロット、実験日などブロック因子を取り上げる実験
 ・特徴: 実験の場の変動を、小さくする事ができる
6.分割法
 ・概要: 一つの因子の水準を固定し、何段階かに分けて行う実験
 ・特徴: 水準変更が困難な因子も、実験に取り入れる事ができる


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