(解説)
1.信頼性設計の5原則について、説明して行きます。
2.信頼性設計を行う上で、下記の5原則が大切となり
ます。
・過去の経験を活かす → 経験、改善を標準化
・部品点数は少なく → Simple is Best
・標準品を使用する → 標準品は高信頼性
・点検、修理を容易 → 使用者を考慮
・部品の互換性 → 部品の補給が容易
3.上記の5原則を守れば、信頼性設計に漏れが無く
なります。
(解説)
1.冗長設計について、説明して行きます。
2.英語のスペルは、redundancy
designとなります。
3.「メイン装置が故障しても、サブ装置で補う」と
言う設計です。
4.定義は、以下の通りです。
・規定の機能を遂行する為の構成要素または手段を
余分に付加し、その一部が故障しても上位アイテ
ムは故障にならない設計方式。
(解説)
1.フェールセーフ設計について、説明して行きます。
2.英語のスペルは、fail safe
designとなります。
3.「故障が発生しても、安全側に作動する」と言う
設計です。
4.定義は、以下の通りです。
・故障が発生しても、装置が安全側に作動して事故
に繋がらない設計方式。
(解説)
1.フールプルーフ設計について、説明して行きます。
2.英語のスペルは、fool proof
designとなります。
3.「操作ミスを起こしても、事故にならない」と言う
設計です。
4.定義は、以下の通りです。
・素人でも操作ミスをしないようなメカニズム、
あるいは不安全行為が出来ない様な機構にする
設計方式。
(解説)
1.ディレーティングについて、説明して行きます。
2.英語のスペルは、deratingとなります。
3.「余裕を持って設計し、多少の異常には対応できる
」と言う設計です。
4.定義は、以下の通りです。
・信頼性を改善する為に、計画的に負荷を定格値
から軽減する設計方式。
5.具体例として、下記が挙げられます。
・最大消費電力50Wの時、電源100Wを使用。