(解説)
1.FMEAについて、説明して行きます。
2.FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)は、
設計の不完全や潜在的な欠点を見つける為の手法
です。
3.構成要素の故障モードが、上位アイテムにどの様な
影響を与えるかを調べます。
4.FMEAは、大きくは2段階に分かれます。
・段階1: 故障、エラー、不具合の洗い出し。
・段階2: 上記の影響を調査し、対策する。
(解説)
1.FMEAの実施手順について、説明して行きます。
2.FMEAの実施手順は、下記11段階となります。
・FMEAの準備(信頼性ブロック図など)
・FMEA対策部位の選定
・要求される機能の記述
・故障モードの記述
・故障原因の記述
(解説)
1.FMEAにおける影響評価基準の例について、
説明して行きます。
2.FMEAでは、影響評価基準を決める事が重要と
なります。
3.影響評価基準は、影響度、発生頻度、検出難易度の
3つを数値化します。
(解説)
1.信頼性ブロック図について、説明して行きます。
2.FMEAを実施する場合は、始めに信頼性ブロック
図を作成します。
3.信頼性ブロック図は、システムの信頼性を図に表し
たものです。
4.左図の例は、ブレーキシステムの信頼性ブロック図
です。
(解説)
1.FMEAの例について、説明して行きます。
2.左図の様に、9項目の表を作成します。
・名称
・機能
・故障モード
・システムへの影響
・故障の原因
・評価(影響度、発生頻度、検出難易度)
・RPN
・対策