(解説)
1.データで事実を判断するについて、説明します。
2.データで事実を判断するは、以下の5項目です。
・ファクトコントロールの必要性
・事実を正確に掴む為の手順
・KKD(経験、勘、度胸)のみはNG
・データは両刃の剣
3.データは事実を判断する為に必要ですが、取得方法や
解析方法が間違っていると、判断を誤ります。
(解説)
1.ファクトコントロールの必要性について、説明して
行きます。
2.データで事実を判断する事を、ファクトコントロール
(Fact Control)とも呼びます。
3.ファクト:事実、コントロール:管理なので、事実に
基づく管理です。
4.実際に起きている事を把握するには、データの取得、
解析、判断が必要です。
(解説)
1.事実を正確に掴む為の手順について、説明します。
2.事実を正確に掴む為の手順は、以下の6つです。
・三現主義(現場、現物、現実)
・どんなデータが必要か決める
・データの活用方法を決める
・正しいデータを取る
・QC手法等でデータ解析する
・考察を行い正しい判断をする
3.上記の6つは非常に大切な事です。これは品質管理の
基本となります。
(解説)
1.KKD(経験、勘、度胸)のみはNGについて、説明
して行きます。
2.KKD(経験、勘、度胸)は、主観的判断です。
3.KKD(経験、勘、度胸)のみでは、事実を見逃す
可能性が有ります。
4.これに対しデータよる判断は、客観的判断です。
5.主観的判断、客観的判断を、上手く組み合わせる事が
良いでしょう。
(解説)
1.データは両刃の剣について、説明して行きます。
2.データ解析では、以下の3つを考慮する必要です。
・平均値は代表値とは限らない。
・サンプリングによる偏り。
・測定誤差(機器、人、繰り返し)。
3.下記の2点を頭に入れて、解析しましょう。
・データを分布で捉える。
・色々な見方で考える。