(解説)
1.重点指向について、説明して行きます。
2.重点指向とは、「改善効果の大きい重点課題に着目し、
これに取り組む」という考え方です。
3.企業には改善したい課題が多く有ります。しかし全ての
課題に取り組むと、経営資源(人、物、金、情報)が
幾ら有っても足りません。
4.そこで、改善効果の大きい重点課題に絞る事が非常に
重要となります。
(解説)
1.重点課題の選定について、説明して行きます。
2.重点課題の選定方法は、QC活動のテーマ選定と同じ
です。
3.左図の様な表を作成し、縦軸にテーマ、横軸に重要度、
緊急度、容易度、合計を記入します。
4.次いで、各項目に5点満点で点数を付けます。そして、
合計が一番大きかったテーマを重要課題とします。
5.この方法は一般的な方法なので、特に重要度や緊急度が
高い課題を重要課題にする場合も有ります。
(解説)
1.重点項目の調査について、説明して行きます。
2.重要課題が決まったら、その課題に対する重要項目を
調査する必要が有ります。
3.重要項目を決定して、具体的な改善策を検討して行き
ます。
4.重要項目の調査には、パレート図が有用です。
5.「上位20%の項目が、全体の80%に影響する」と
言うパレートの法則が有ります。
6.逆の考えをすると、下位80%の項目は影響は小さい
とも言えます。