(解説)
1.検査の定義について、説明して行きます。
2.検査は、下記3つで構成されています。
・判定基準を定める。
・品質を測定する。
・合否判定を行う。
3.検査と似た言葉で試験が有りますが、これは
「品質を測定する」ことです。
(解説)
1.判定基準を定めるについて、説明して行きます。
2.判定基準とは、特性の合否判定を行う基準です。
3.通常は、上限規格値、下限規格値、両側規格値を
設定します。
4.具体的には、下記の様に設定します。
・上限規格値・・・110以下
・下限規格値・・・ 90以上
・両側規格値・・・100±10
5.通常の記載では、以下、以上を用います。
6.すなわち、測定値と規格値が同じ場合は合格です。
(解説)
1.品質を測定するについて、説明して行きます。
2.品質を測定する方法は色々と有ります。
3.得られるデータの種類で分類すると、下記の2つと
なります。
・計数値
1つ、2つと数えられる離散量で、キズ、汚れの
個数など。
・計量値
連続している連続量で、長さ、重さ、強度など。
(解説)
1.合否判定を行うについて、説明して行きます。
2.合否判定は、測定結果と判定基準を比較して判定を
下します。
3.両側規格値100±10の例で、説明します。
・測定値111 不合格
・測定値110 合格
・測定値 90 合格
・測定値 89 不合格
4.測定値と規格値が同じ場合は、合格と判定します。