(解説)
1.検査の管理について、説明して行きます。
2.検査では、「誰が、何時、何回」測定しても、同じ
測定値が得られる事が重要です。
3.バラツキの原因は5M1E(作業者、機械、原料、
作業方法、測定、環境)に分類されるので、これに
沿って説明して行きます。但し、この中の測定は
検査と重複するので除外します。
(解説)
1.測定者の管理について、説明して行きます。
2.測定者の管理は、以下の方法で行います。
・教育訓練計画の作成
・教育訓練の実施
・有効性評価
・業務認定
・予備人員の確保
3.上記の中で、有効性の評価が特に重要です。評価
には、自己評価、教育者評価、管理者評価等が有り
ます。
(解説)
1.計測器の管理について、説明して行きます。
2.計測器の管理は、以下の方法で行います。
・計測器の台帳
・始業時点検
・校正(点検と修正)
・有効期限ラベル
・校正証明書
3.計測器の管理を行う上で、測定器の台帳を作成し、
記録を残して行く事が非常に重要です。
(解説)
1.基準器の管理について、説明して行きます。
2.基準器の管理は、以下の方法で行います。
・基準器の台帳
・校正(点検と修正)
・有効期限ラベル
・校正証明書
・トレーサビリティ
3.基準器の管理は、計測器の管理と大体同じです。
4.トレーサビリティは、基準器と国家計量標準の
繋がりです。
(解説)
1.測定方法の管理について、説明して行きます。
2.測定方法の管理は、以下の方法で行います。
・作業標準書
・繰り返し精度
・ゲージR&R
3.作業標準書を作成し、測定者に教育する事が最も
重要です。
4.又、繰り返し精度も重要で、測定の信頼性に繋がり
ます。
(解説)
1.環境の管理について、説明して行きます。
2.環境の管理は、以下の項目を一定にします。
・温度
・湿度
・照明
・騒音
・振動
3.測定を恒温恒湿室で実施すれば、上記の項目は一定
に出来ます。