(解説)
1.抜取検査の理論ついて、説明して行きます。
2.抜取検査は、ロットから製品をサンプリングし、
そのサンプルを調べる検査です。
3.サンプルを調べた結果から、ロットの合否判定を
行う事が目的となります。
4.以下、計数規準型について、記載して行きます。
5.計数規準型は、検査項目が計数値の場合に使用でき
ます。
6.具体的な検査項目は、不合格品数、欠点数(キズ、
汚れ等)などです。
(解説)
1.抜取検査で用いる用語について、説明します。
2.抜取検査で用いる用語は、下記の通りです。
・ロットの大きさ : N
・サンプル数 : n
・不合格数 : x
・合格判定個数 : c
・良いロット不良率: p0
・悪いロット不良率: p1
・生産者危険 : α
・消費者危険 : β
(解説)
1.抜取検査の手順について、説明して行きます。
2.最初は、抜取検査の条件を決めます。
・良いロット不良率: p0(0.1〜10.0%)
・悪いロット不良率: p1(0.8〜31.5%)
・生産者危険 : α(通常は、0.05)
・消費者危険 : β(通常は、0.10)
3.次に、抜取検査表を用いてサンプル数nと合格判定
個数cを求めます。
4.そして、ロットからn個の製品をサンプリングし
ます。
(解説)
1.サンプルに含まれる不良品数を、説明します。
2.サンプルに含まれる不良品数は、確率分布で推定
できます。用語は、以下を参照して下さい。
・ロットの大きさ : N
・サンプル数 : n
・不良品数 : x
・不良品率 : p
(解説)
1.ロットが合格する確率について、説明します。
2.用語は、以下の通りです。
・サンプル数 : n
・不良品数 : x
・不良品率 : p
・合格判定個数 : c
・サンプル中x個不良品の含有確率: P(x)
・ロットが合格する確率: L(p)