(解説)
1.抜取検査の種類について、説明して行きます。
2.抜取検査は、ロットから製品をサンプリングし、
そのサンプルを調べる検査です。
3.検査項目が破壊検査である場合や、検査費用が高額
である場合に用います。
4.サンプリング方法によって検査結果が変わるので、
事前に十分な検討が必要です。
(解説)
1.計数規準型について、説明して行きます。
2.計数規準型は、検査項目が計数値の場合に使用でき
ます。
3.具体的な検査項目は、不合格品数、欠点数(キズ、
汚れ等)などです。
4.この抜取検査は、サンプル数nと合格判定個数cの
組み合わせで示されます。
(解説)
1.計量規準型について、説明して行きます。
2.計量規準型は、検査項目が計量値の場合に使用でき
ます。
3.具体的な検査項目は、厚さ、幅、長さ、引張強度
などです。
4.この抜取検査は、計数規準型よりサンプルが少なく
て済む利点が有ります。
(解説)
1.計数調整型について、説明して行きます。
2.計数調整型は、原材料メーカーを選択できる場合の
受入検査に有用です。
3.原材料の品質により受入検査の難易度を変化させ、
原材料メーカーに対し品質の向上を求めるのが目的
です。
4.この抜取検査は、検査の厳しさを調整する方法と
検査の種類を使い分ける方法が有ります。
(解説)
1.計数選別型について、説明して行きます。
2.計数選別型は、不合格となったロットを救済する
場合に有用です。
3.不合格となったロットを返品するよりも、自社で
全数検査を行った方が費用や時間の点で良い場合に
用いられます。
4.抜取検査の手順は、以下の通りです。
・抜取検査を実施
・合格の場合は、受け入れ
・不合格の場合は、全数検査