(解説)
1.官能検査について、説明して行きます。
2.官能検査は、人間の五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚
、触覚)を使用して検査する方法です。
3.測定器で検査できない品質特性や、検査を簡便に
したい時に用います。
4.官能検査は簡便な検査方法ですが、検査員による
バラツキが生じます。
(解説)
1.官能検査の種類について、説明して行きます。
2.分析型官能検査と嗜好型官能検査が有ります。
3.分析型官能検査
・製品の品質特性を評価します。
・客観的な方法です。
・訓練を受けた人が行います。
4.嗜好型官能検査
・製品の好き嫌いを評価します。
・主観的な方法です。
・一般人が行います。
(解説)
1.官能検査員について、説明して行きます。
2.官能検査員は、官能検査を行う検査員の事です。
3.個人はパネリスト、集団はパネルとも呼ばれます。
4.分析型官能検査では、訓練が必要です。
5.嗜好型官能検査では、訓練は不要です。
6.特に分析型官能検査の検査員は、視力、聴力が重要
となってきます。
(解説)
1.官能検査の手法について、説明して行きます。
2.官能検査の手法は、下記の5つが有ります。
・2点試験法
・3点試験法
・1:2点試験法
・採点法
・順位法
3.ここでは、官能検査の手法の詳細は割愛します。
(解説)
1.検査見本、検査環境について、説明して行きます。
2.検査見本
・製品と検査見本を比較して、製品の合否判定を
行います。
・検査見本には、標準見本、合格限度見本、不合格
限度見本が有ります。
・検査見本によっては、経時変化を起こす物も有り
ますので、定期的な管理が必要となります。
(解説)
1.官能検査の活用について、説明して行きます。
2.官能検査の活用として、製品検査、製品開発が有り
ます。
3.製品検査
・外観検査(形状、色相、汚れ)
・設備検査(音、振動、温度)
4.製品開発
・食品(弁当、缶コーヒー)
・香料(香水、芳香剤)
・衣服(婦人服、子供服)