(解説)
1.管理図の意義ついて、説明して行きます。
2.管理図は管理限界線(平均値±3σ)を使用して、
工程の異常を早期に発見できます。
3.工程の傾向管理が可能で、特性値の上昇傾向や下降
傾向などが把握できます。
4.工程の異常を発見した場合、改善処置により品質
不良を未然に防止できます。
5.また、管理図の状態監視を行う事で、管理者や
作業員の品質意識が向上します。
(解説)
1.管理図の偶然原因について、説明して行きます。
2.工程が安定している場合でも、品質特性には必ず
バラツキが生じます。
3.この状態を、「工程が統計的管理状態にある」と
言います。
4.偶然原因によるバラツキは、原因を調べても意味が
ないです。
5.また、製造工程で対応の必要は無いです。
6.偶然原因は5M1E(作業者、機械、原料、
作業方法、測定、環境)に起因します。
(解説)
1.管理図の異常原因について、説明して行きます。
2.工程が不安定な場合は、品質特性に大きなバラツキ
が生じます。
3.この状態を、「工程が統計的管理状態にない」と
言います。
4.異常原因によるバラツキは、何らかの原因による
バラツキです。
5.この場合は、工程で対応の必要が有ります。
6.偶然原因は5M1E(作業者、機械、原料、作業
方法、測定、環境)に起因します。
(解説)
1.管理図の状態監視について、説明して行きます。
2.管理図と似たグラフに、推移図が有ります。
3.管理図
・管理限界線(平均値±3σ)を使用して、工程の
異常を発見できます。
・統計的理論に基いています。
4.推移図
・規格値線(上限値、下限値)を使用して製品の
合否を判定します。
・統計的理論に基いていません。
(解説)
1.管理図の工程処置について、説明して行きます。
2.管理図の工程処置は、下記の手順で行います。
・異常判定ルールで判定
・異常原因の調査
・異常原因の対策
・異常原因の歯止め
3.上記の手順は管理図に限った事ではなく、一般的な
処置方法です。
4.判定、調査、対策、歯止めがキーワードです。