(解説)
1.分散成分について、説明して行きます。
2.ここでは、二元配置分散分析(n≧2)の事例を
用います。
3.二元配置のモデルは下記3つが有りますが、
モデルU(変量モデル)について記述します。
(解説)
1.要因Aの分散成分について、説明して行きます。
2.VAからVA×Bを引いて、bnで割ります。
3.要因Aの分散成分の計算方法は、以下の通りです。
・σA2=(VA−VA×B)/bn
=(VA−nσA×B2−σe2)/bn
・b: 要因Bの水準数
・n: 繰り返し数
(解説)
1.要因Bの分散成分について、説明して行きます。
2.VBからVA×Bを引いて、anで割ります。
3.要因Bの分散成分の計算方法は、以下の通りです。
・σB2=(VB−VA×B)/an
=(VB−nσA×B2−σe2)/an
・b: 要因Bの水準数
・n: 繰り返し数
(解説)
1.交互作用A×Bの分散成分について、説明して行き
ます。
2.交互作用A×Bの分散成分は、要因Aの分散成分、
要因Bの分散成分の計算にも必要です。
3.VA×BからVeを引いて、nで割ります。
4.交互作用A×Bの分散成分の計算方法は、以下の
通りです。
・σA×B2=(VA×B−Ve)/n
=(VA×B−σe2)/n
・n: 繰り返し数
(解説)
1.誤差eの分散成分について、説明して行きます。
2.誤差eの分散成分は、要因Aの分散成分、要因Bの
分散成分、交互作用A×Bの分散成分の計算にも
必要です。
3.誤差分散Veと同じです。
4.誤差eの分散成分の計算方法は、以下の通りです。
・σe2=Ve
(解説)
1.全体の分散成分について、説明して行きます。
2.全ての分散成分の合計となります。
3.全体の分散成分の計算方法は、以下の通りです。
・σT2=σA2+σB2+σA×B2+σe2