(解説)
1.相関係数について、説明して行きます。
2.相関係数は、2変数間の直線関係の程度を示す指標
です。
3.2つの変数間に直線的な関係が有る場合、相関が
有ると言います。
4.この直線関係の程度を示す指標を相関係数rと呼び
ます。
5.相関係数rは、−1 ≦ r ≦ 1の範囲を取り
ます。
(解説)
1.相関係数の公式について、説明して行きます。
2.相関係数rの公式は、以下の通りです。
・r=Sxy/(SxxSyy)0.5
3.Sxx、Syy、Sxyは、偏差平方和です。
4.詳細を左図を参考して下さい。
(解説)
1.要因x、特性yの表を作成するについて、説明して
行きます。
2.実験等を行い、要因xを振った時の特性yを調べ
ます。
3.左図の様に、No.、添加量x、粘度yの表を作成
します。
(解説)
1.相関係数の算出について、説明して行きます。
2.相関係数rは、エクセル関数CORRELを用いる
と、簡単に算出できます。
・下記関数の配列1に要因x、配列2に特性yを
指定します。
・=CORREL(配列1,配列2)
3.偏差平方和から計算する方法は、手間が掛かり
ます。
(解説)
1.相関係数と散布図について、説明して行きます。
2.相関分析を行う場合、相関係数の算出に加え散布図
を作成します。
3.散布図は、横軸に要因x、縦軸に特性yとして作り
ます。
4.左図は、正の相関(右肩上がり)の例です。
5.相関係数rの絶対値が1に近くなる程、直線性が
強くなります。