(解説)
1.系列相関について、説明して行きます。
2.系列相関は、2変数間の相関関係を簡便に把握する
方法です。
3.系列相関には、大波の相関、小波の相関の2つが
有ります。
・大波の相関: データ全体の傾向を見ます。
・小波の相関: 1つ前の影響度を見ます。
4.まず、左表の様に、上段に変数x、下段に変数yの
表を作成します。
(解説)
1.大波の相関について、説明して行きます。
2.大波の相関は、データ全体の傾向を見る時に使用
します。
3.左表の様に、符号検定表(大波)を作成します。
4.xは中央値と比較し、下記の様に符号化します。
・大きい場合: +
・小さい場合: −
・同じ場合 : 0
(解説)
1.小波の相関について、説明して行きます。
2.小波の相関は、1つ前のデータの影響度を見る時に
使用します。
3.左表の様に、符号検定表(小波)を作成します。
4.xは1つ前のデータと比較し、下記の様に符号化し
ます。
・大きい場合: +
・小さい場合: −
・同じ場合 : 0
(解説)
1.符号検定表(二項分布を利用)について、説明して
行きます。
2.符号検定表(二項分布を利用)は、エクセル関数
BINOM.INVで作成できます。
・この時、データ数N、発生確率(0.5)、
有意水準αを指定します。
・棄却領域=BINOM.INV(データ数,0.5,α/2)-1
・上記の式は、両側検定の場合となります。