(解説)
1.母相関係数について、説明して行きます。
2.母相関係数ρは、2変数x、yの母集団同士の関連
度合いを表す母数です。
3.母相関係数ρの意味は、以下の通りです。
・ρ=0: 相関が無い
・ρ≠0: 相関が有る
4.母相関係数ρの検定は、エクセル関数又はr表を
使用します。
(解説)
1.母相関係数の検定方法ついて、説明して行きます。
2.母相関係数の検定方法は、以下の2種類です。
3.エクセル関数を使用する方法
・相関係数rを求める
・検定統計量t0を求める
・p値を求める
4.r表を使用する方法
・相関係数rを求める
・r表から棄却域を求める
・rと棄却域より判定を行う
(解説)
1.エクセル関数を使用する方法について、説明して
行きます。
2.以下、下記の場合で記述します。
・相関係数r : 0.700
・標本の大きさn: 10
3.CORREL関数で、相関係数rを求めます。
・r=CORREL(配列1,配列2)
・ =0.700
(解説)
1.r表を使用する方法について、説明して行きます。
2.r表とは、標本の大きさn、有意水準αから、
棄却域を求めるのに使用します。
3.このr0は、以下の計算式で算出出来ます。
・r0=1/(1+(n−2)/t2)0.5
・ =1/(1+(n−2)/T.INV.2T
(α,n−2)2)0.5
・ =1/(1+(10−2)/T.INV.2T
(0.05,10−2)2)0.5
・ =0.632