(解説)
1.2次項を含むモデルについて、説明して行きます。
2.2次項を含むモデルは、以下を検討します。
・データ
・2次式の当てはめ
・xoptの算出
・zoptの算出
・poptの算出、xとp−hatの関係
3.比率pの最大値、最小値を知りたい場合は、xの
2次式を使用できます。
(解説)
1.データについて、説明して行きます。
2.左表は、成形圧力を変化させた時の不良個数を調査
したものです。
3.表の構成は、以下の通りです。
・成形圧力: x
・不良個数: r
・良品個数: n−r
・合計 : n
4.以下、解析手順を記載して行きます。
(解説)
1.2次式の当てはめについて、説明して行きます。
2.上記の表に、下記の項目を追加します。
・比率 : p
・ロジット : z
・成形圧力 : x
・成形圧力2 : x2
・推定ロジット: z−hat
・推定比率 : p−hat
3.回帰式は、x、x2、zより求めます。エクセルの
LINEST関数を使用します。
(解説)
1.xoptの算出について、説明して行きます。
2.回帰式が最小になるxが、xoptです。
3.xoptの算出手順は、以下の通りです。
・回帰式を記述する。
・回帰式をxで微分する。
・微分した式を変形し、xoptの式とする。
・xoptの式に、b1、b2を代入して、値を
求める。
(解説)
1.zoptの算出について、説明して行きます。
2.回帰式にxoptを代入し、zoptを求めます。
3.zoptの算出手順は、以下の通りです。
・回帰式を記述する。
・xoptに、前述の式(−b1/2b2)を代入
する。
・これにb0、b1、b2を代入して、値を算出。
(解説)
1.poptの算出、xとp−hatの関係について、
説明して行きます。
2.左式はロジットzoptから比率poptを求める
式です。
3.この事を逆ロジット変換と言います。
4.左図は、xとp−hatの関係となります。