(解説)
1.ロジスティック重回帰について、説明して行き
ます。
2.ロジスティック重回帰は、以下を検討します。
・データ
・x2とp及びx2とz*の関係
・考え方
・ロジスティック重回帰分析
・ロジスティック曲線の当てはめ
3.ロジスティック重回帰は、説明変数が2つ以上に
なります。
(解説)
1.データについて、説明して行きます。
2.左表は、強化ガラスの種類、衝撃の強さを変化
させた時の不良個数を調査したものです。
3.表の構成は、以下の通りです。
・強化ガラスの種類c1: A1、A2、A3
・衝撃の強さ x2: B1、B2、B3
・試験個数n=30で、不良個数rを記載。
4.以下、解析手順を記載して行きます。
(解説)
1.x2とp及びx2とz*の関係について、説明して
行きます。
2.図1は、x2とpの関係を示しています。
・x2: 衝撃の強さ
・p : 不良率
3.図2は、x2とz*の関係を示しています。
・x2: 衝撃の強さ
・z*: 経験ロジット
4.図1は交互作用が有り、図2は交互作用が無い様に
見えます。この理由は、次項で説明します。
(解説)
1.考え方について、説明して行きます。
2.不良率pの場合は、加法性が成立しません。
・lnを使用すると、加法性が成立します。
・pが小さい: ln(p)
・pが大きい: -ln(1-p)
3.ロジットzの場合は、加法性が成立します。
・z=ln(p)-ln(1-p)=ln(p/(1-p))
4.経験ロジットz*は、ロジットzと同じです。
5.この様にして加法性の問題で、交互作用の有無が
発生します。
(解説)
1.ロジスティック重回帰分析について、説明して
行きます。
2.c1は質的変数なので、ダミー変数に変換して
解析します。
3.左式は、経験ロジットz*の回帰式となります。
(解説)
1.ロジスティック曲線の当てはめについて、説明して
行きます。
2.左図は、観測されたpとその推定値p−hatの
グラフです。
・横軸: 衝撃強さ x2
・縦軸: 不良率 p、p−hat