(解説)
1.マハラノビスの距離について、説明して行きます。
2.マハラノビスの距離は、以下を検討します。
・簡単な例による計算
・マハラノビスの距離の算出
・マハラノビスの距離の行列表示
・Excelによる計算
3.マハラノビスの距離は、主成分分析の幾何学的な
意味の理解を助けます。
(解説)
1.簡単な例による計算について、説明して行きます。
2.Aさん、Bさん2人の身長と体重から体格を推測し
ます。
3.身長と体重は直接比較できないので、基準化を行い
ます。
・u=(x−xbar)/s
4.次にAさん、Bさんのユークリッドの距離u2を
算出します。
5.結果は左記の通りで、Aさんの方が平均的な人から
離れている様に見えます。
(解説)
1.マハラノビスの距離の算出について、説明して
行きます。
2.マハラノビスの距離D2は、左式で算出します。
3.マハラノビスの距離は、相関係数rを考慮した距離
となります。
4.一般的にマハラノビスの距離は、楕円の形です。
(解説)
1.マハラノビスの距離の行列表示について、説明して
行きます。
2.マハラノビスの距離の行列表示は、左式です。
3.変数の個数が3個以上の場合、上記の式を拡張する
事は難しいです。
4.よって、ベクトルと行列で表します。
(解説)
1.Excelによる計算について、説明して行き
ます。
2.Rの箇所に、相関係数を入力します。
3.R−1の箇所は、MINVERSE関数を使用します。
4.RR−1、R−1Rの箇所は、逆行列と元の行列の
積で、単行列となります。(計算には不使用)
5.A、Bのx1、x2は、偏差値を入力します。