(解説)
1.回帰診断について、説明して行きます。
2.回帰モデルの妥当性を確認する為、下記の回帰診断
を行います。
・残差の散布図(予測値、説明変数)
・影響力の大きいサンプルの検出(てこ比)
・残差における外れ値
(解説)
1.残差の散布図について、説明して行きます。
2.残差のランダム、等分散を検討する為、散布図を
作成します。
3.散布図は、以下を作成します。
・予測値 vs 残差
・説明変数 vs 残差
4.説明変数が複数ある場合は、説明変数vs残差の
散布図も複数となります。
5.残差は予測値や説明変数の何れとも無相関です。
6.散布図に異常が無いかどうかを調査します。
(解説)
1.影響力の大きいサンプルの検出について、説明して
行きます。
2.重心から遠い場所にあるサンプルは、回帰式の係数
に大きな影響を及ぼします。
3.この様なサンプルを検出するには、てこ比を用いて
調査します。
4.左式の上部が、てこ比です。
・hi=1/n+D2/(n−1)
5.ここで、D2はマハラノビスの距離となります。
(解説)
1.残差における外れ値について、説明して行きます。
2.残差における外れ値は、ti値を算出して判断し
ます。
3.左式の上部が、ti値です。
4.ti値の絶対値が2.5以上の場合、外れ値と判断
します。