(解説)
1.説明変数の追加で残差平方和が減少について、説明
して行きます。
2.説明変数を追加する事で、予測式が改善するか
どうかを調べる必要が有ります。
3.説明変数を追加すると、必ず残差平方和が減少し
ます。
・変数一つ:Se=17.816
・変数二つ:Se= 7.654
4.従って、説明変数の追加により、どの程度に残差
平方和が減少したかが重要となります。
(解説)
1.F比(分散比)の算出について、説明して行き
ます。
2.左式の上段が、F比(分散比)となります。
・F2=ΔS2/Ve(1,2)
3.左式の下段が、残差平方和の変化量です。
・ΔS2=Se(1)-Se(1,2)
(解説)
1.F比の目安について、説明して行きます。
2.説明変数を追加するかどうかは、F比が目安です。
3.F≦2
・変数を追加しません。
4.F≧F(1,fe(1,2);0.05)
・変数を追加します。
5.2≦F≦F(1,fe(1,2);0.05)
・固有技術の知識を含め、総合的に判断します。
6.F比が大きい説明変数は、重回帰式で有効な役割を
果たしています。
(解説)
1.平方和の注意事項について、説明して行きます。
2.左式の上段の様に、説明変数の追加による平方和は
異なります。
・SR(1)≠ΔS1
・SR(2)≠ΔS2
3.重回帰式で説明できる平方和は、左式の下段の様に
2通りの分割が考えられます。