(解説)
1.散布図と回帰直線について、説明して行きます。
2.質的な説明変数の記号は、cで表します。
3.以降、中古マンションの価格を解説します。
・説明変数x1: 住宅面積 (量的変数)
・説明変数c2: 駐車設備 (質的変数)
・目的変数y : 価格 (量的変数)
4.左図はc2で層別した後の散布図と回帰直線です。
(解説)
1.平行な直線の当てはめについて、説明します。
2.平行な直線の当てはめを行うには、3つの式を決定
する必要が有ります。
3.左式の上から1〜3番目を決めるには、b0、b1
、b2.2、b2.3の4つのパラメータを算出
します。
4.また、3つの式を統一的に表すと、左式の上から
4番目となります。
(解説)
1.ダミー変数について、説明して行きます。
2.質的変数のカテゴリー番号は序数なので、そのまま
回帰分析に用いる事ができません。
3.質的変数c2から導いたx2.2、x2.3は
0、1の値を持っているので、質的変数として使用
できます。
4.この質的変数はダミー変数と呼ばれ、左表です。
・c2=1: x2.2=0、 x2.3=0
・c2=2: x2.2=1、 x2.3=0
・c2=3: x2.2=0、 x2.3=1
(解説)
1.回帰分析について、説明して行きます。
2.上記のデータに対して、エクセルのLINEST
関数で回帰分析を実施します。
3.左式の1番目が得られた回帰式で、変形すると
2番目、3番目の式が出来ます。
4.左式の2番目で、右端がカテゴリースコアと呼ばれ
ます。