(解説)
1.回帰式の良さの評価について、説明して行きます。
2.回帰式の良さの評価は、寄与率で評価します。
3.説明変数の数を増やすと残差平方和は必ず小さく
なり、寄与率は大きくなります。
4.上記を補正する為に、自由度で調整を行います。
・R2 : 寄与率
・R*2 : 自由度調整寄与率
・R**2: 自由度2重調整寄与率
5.回帰式の良さを表わす尺度としては、R**2
自由度2重調整寄与率が良いと考えられます。
(解説)
1.説明変数の逐次選択について、説明して行きます。
2.説明変数を総当たり法で選ぶのは、多大な労力を
必要とします。
3.これに対し、逐次選択法(Stepwise Method)は
計算量が少ない実用的な方法です。
(解説)
1.変数増加の基準について、説明して行きます。
2.以下は、変数q→q+1と、変数を1つ増加した時
の判断基準です。
3.左式の意味は、以下の通りです。
・ΔS+ : 残差平方和の減少量
・Vq+1: 残差平均平方
・F : F値
4.変数増加の判定は、次の通りです。
(危険率α=20%)
・F≧2
(解説)
1.変数減少の基準について、説明して行きます。
2.以下は、変数q→q−1と、変数を1つ減少した時
の判断基準です。
3.左式の意味は、以下の通りです。
・ΔS−: 残差平方和の増加量
・Vq : 残差平均平方
・F : F値
4.変数減少の判定は、次の通りです。
(危険率α=20%)
・F≧2