パソコンの動作が遅い、ハードディスクが常時アクセスする原因
パソコンの動作が遅く、ハードディスクが常時アクセスする場合がありました。
発生したパソコンは、下記のソフトを使用していました。
OS : Windows7(64bit)
デフラグソフト : Diskeeper 2011 Home
以下、パソコンの動作が遅い、ハードディスクが常時アクセスする原因と対策を記載して行きます。
(項目1)
・原因究明は、プロセス解析ツール
Process Explorerを使用します。
・ハードディスクのアクセスが異常なので、I/O関係が原因と思われました。
・View → System Information → I/O を選びます。
(項目2)
・Diskのグラフにマウスカーソルを当てると、DkService.exeが表示されました。
・DkService.exeは、Diskeeper 2011 Homeのプロセスです。
・自動デフラグを有効にしていたので、Diskeeper 2011 Homeが動作した様です。
(項目3)
・Diskeeper 2011 Homeで、自動とマニュアルのデフラグのステータスを見ると、
下記の4つのファイルで時間がかかっている事が分かりました。
C:\$Extend\$UsnJrnl
D:\$Extend\$UsnJrnl
C:\$MFT
D:\$MFT
(項目4)
・$Extend\$UsnJrnlは、コマンドプロンプトで下記のコマンドにて削除できます。
%windir%\system32\fsutil.exe usn deletejournal /D C:
・$MFTは、削除できませんでした。
・$MFTに対する対策がないので、自動デフラグを無効にしました。
(項目5)
・結果、パソコンの動作は改善され、ハードディスクの常時アクセスも無くなりました。
・但し、定期的な手動デフラグが必要となりました。デフラグ頻度は、今後の課題です。
(項目6)
・以上で、パソコンの動作が遅い、ハードディスクが常時アクセスする原因と対策は終了です。