Windows7、スリープから復帰できない原因
Windows7は安定性が高く、スリープやハイブリッドスリープなど優れた機能が満載なOSです。
ユーザーアカウントを追加すれば、複数のユーザーが1つのパソコンで各々のユーザーの環境にて使用でき、
非常に便利です。
しかし、スリープから復帰できない現象が発生しました。
スリープが活用できないと、起動に時間がかかり大変不便になります。
発生したパソコンは、下記のソフトを使用していました。
OS : Windows7(64bit)
以下、Windows7、スリープから復帰できない原因と対策を記載して行きます。
(項目1)
・発生した現象は、以下の通りです。
・いつも通りスリープで終了し、その後に電源ボタンを押してパソコンを起動しました。
・すると、「モニターは真っ黒、ディスクアクセス無し、ケースの冷却ファンは回っている」と言う状態に
なりました。
・キーボードやマウスの操作にも反応しないので、電源ボタン長押しで電源を切りました。
・その後に起動すると「Windowsが正しくシャットダウンされませんでした。」が表示され、
「Windowsを通常起動する」を選択すると正常に起動できました。
(項目2)
・インターネットで、「Windows7+スリープ+復帰できない」をキーワードにして検索すると、
SP1適用後スリープからの復帰が失敗する。 Windows 7 Ultimateが見つかりました。
これによると、「
マザーボードの電池を交換したら一発で直りました。」との情報が有りました。
(項目3)
・上記の情報に従い、マザーボードの電池を交換する事にしました。
・パソコンのケースを開けると、下図の様にボタン電池が見つかりました。
・ボタン電池の型はCR2032でしたので、早速コンビニで買ってきました。
・ボタン電池を交換するとCMOSがクリアされるので、BIOS及び時計が初期化します。
・パソコンを起動して、BIOSデフォルト設定を読み込み、時計を再設定しました。
(項目4)
・その後、スリープ→起動をテストを行いましたが、正常にスリープから復帰できました。
・
スリープから復帰できない原因は、ボタン電池の劣化でした。
・取り敢えず、この状態で暫く様子を見たいと思います。
(項目5)
・以上で、Windows7、スリープから復帰できない原因と対策は終了です。