Excel2013、ウィンドウの大きさをVBAで変更する方法
Excel2013は、手頃な価格で高機能な表計算ソフトです。
またVBAによるプログラムを行うと、特に繰り返し作業では多大な威力を発揮します。
しかし、手動ではウィンドウの大きさをピクセル単位で変更する事が難しいです。
そこで、ウィンドウの大きさをVBAで変更する方法を検討しました。
パソコンは、下記のソフトを使用していました。
OS : Windows8.1(32bit)
表計算ソフト : Excel2013(32bit)
以下、Excel2013、ウィンドウの大きさをVBAで変更する方法を記載して行きます。
(項目1)
・VBAを用いると、ウィンドウの幅と高さを指定できます。
・幅1024、高さ768にしたい場合は、以下の通りです。
Application.Width = 1024
Application.Height = 768
(項目2)
・しかし、上記の記述を起こった場合、幅と高さが大きくなり過ぎました。
・幅 : 1024 → 1365 (約1.33倍)
・高さ: 768 → 1024 (約1.33倍)
(項目3)
・インターネットで色々と調べて見ると、下記の情報が得られました。
Momma's Wiki: Windows/Excelマクロ/セル幅のピクセル指定
・この情報によると、「
Excelのマクロ内部では72dpi、Excel自体(というかWindowsか?)は96dpi。」との事。
・即ち、96/72=約1.33で割る必要が有ります。
(項目4)
・上記の情報の基に、VBAを記述して見ました。
・セルC6、D6には、幅、高さを入力して置きます。
Dim c As Double
c = 96 / 72
Application.
WindowState =
xlNormal
Application.
Width =
Range("C6") /
c
Application.
Height =
Range("D6") /
c
End Sub
・上記の記述を行った所、幅と高さが正常に変更できました。
(項目5)
・以上で、Excel2013、ウィンドウの大きさをVBAで変更する方法は終了です。
・これで、ウィンドウの大きさをピクセル単位で変更する事が可能になりました。