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備忘録として、主にパソコン関係のTipsを記載して行きます。


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パソコンの動作が遅い、SSDによる高速化

パソコンは大変便利な電子機器ですが、設備と同じで予防保全が重要となります。
特にHDDは、駆動部分が有るため故障する確率が高く、重要なデータを失う危険性が有ります。

HDDの代替としては、駆動部分が無く且つ高速なSSDが有力候補です。HDDの使用期間が、5年間を超え
ましたので、HDDからSSDに換装する事にしました。
使用したパソコンは、下記の構成でした。

OS       : Windows7(64bit)
HDD      : HGST HDS721050CLA362(500GB、7200rpm)

以下、パソコンの動作が遅い、SSDによる高速化を記載して行きます。

(項目1)
 ・購入した物は、以下の4点です。
  SSD(512GB): Crucial 内蔵 SSD 2.5インチ MX100 512GB SATAIII CT512MX100SSD1
  ATA3ケーブル  : サンワサプライ シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05
  サイズ変換ブラケット: オウルテック 2.5インチHDD/SSD用 ブラック OWL-BRKT04(B)
  SSDケース    : センチュリー 1分BOX2.5 USB3.0 GREEN LINE CGL25U3S6G

(項目2)
 ・インターネットでSSD換装の情報を調べて見ると、HDDに不良セクタが有る場合はディスクのクローンを
  作成する時に、失敗する場合が有るとの情報を得ました。
 ・そこで、念のためHDDのエラーチェックを行う事としました。
 ・スタートメニュー→コンピューター→Cドライブを右クリック→プロパティ→ツール→チェックするを選択
 ・下記の画面になりますので、「不良セクターをスキャンし、回復する」を追加で選択し、開始を押します。
  

 ・すると次の画面になるので、ディスク検査のスケジュールをクリックします。
  

 ・パソコンを再起動すると、チェックディスクが始まります。使用領域(122GB)でしたが、終了までに
  3〜5時間を要しました。

(項目3)
 ・次はディスクのクローンを作成します。
 ・まず、SSDケースにSSDを入れ、USBケーブルでパソコンに接続します。
 ・ディスクのクローン作成ソフトは、Acronis True Image Home 2012 Plusがパソコンに既にインストール
  されていましたので、これを使用しました。
 ・Acronis True Image Home 2012 Plusを起動し、ツールとユーティリティを選択し、ディスクのクローン
  作成をクリックします。後は、画面の指示に従います。ディスクのクローン作成は、使用領域(122GB)
  で1時間30分掛かりました。
  

(項目4)
 ・そしてサイズ変換ブラケットを使用して、パソコンのHDDとSSDを換装します。この時、新しいATA3
  ケーブルに交換しました。
 ・パソコンを起動してBIOS設定に入り、起動ドライブをSSDに変更します。

(項目5)
 ・Windows エクスペリエンス インデックスを調べた所、
  プライマリハードディスクのサブスコアが5.9→6.8と向上していました。
  (換装前:HDD)
  

  (換装後:SSD)
  

 ・CrystalDiskMark 4で調査した所、下記の様に速度が向上していました。
  (換装前:HDD)
  

  (換装後:SSD)
  

 ・パソコンの起動時間をSolutoで調査した所、4分30秒→35秒と短縮されました。

(項目6)
 ・以上で、パソコンの動作が遅い、SSDによる高速化は終了です。
 ・HDDからSSDに換装は、費用や手間は掛かりますが、パソコンの動作を速くするのに最も効果的です。



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