Access2010、TransferSpreadsheetの使用方法
Access2010は、手頃な価格で高機能のデータベースを簡単に作成できるソフトです。
Access2010にはオブジェクトとして、テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロ、
モジュール(VBA)が有ります。
しかし、Access2010でVBAによるインポート方法が分からなかったので調べた所、
TransferSpreadsheetがありました。使用したパソコンは、下記のソフトを使用していました。
OS : Windows10(64bit)バージョン1803(OSビルド 17134.829)
表計算ソフト : Access2010(32bit)
以下、Access2010、TransferSpreadsheetの使用方法を記載して行きます。
(項目1)
・ Access2010でVBAによるインポート方法が分からなかったので調べた所、
TransferSpreadsheetがありました。
・
DoCmd.TransferSpreadsheet メソッド (Access) | Microsoft Docsを参照しました。
(項目2)
・下図はエクセルのデータですが、この水色のセルをインポートする方法を記載します。
(項目3)
・データの1行目をフィールド名として使用する場合は、以下のコードを記述します。(
Trueで指定)
Sub test1()
DoCmd.TransferSpreadsheet acImport, 10, "T1 データ", _
"C:\tips215.xlsm",
True, "B4:G9"
End Sub
・インポート結果は、以下の通りです。
(項目4)
・データの1行目をフィールド名として使用しない場合は、以下のコードを記載します。(
Falseで指定)
Sub test2()
DoCmd.TransferSpreadsheet acImport, 10, "T2 データ", _
"C:\tips215.xlsm",
False, "B4:G9"
End Sub
・次に、テーブルのデザインビューで、データ型とフィールドサイズを適切な設定にします。
(項目5)
・上記の方法は同名のテーブルが有ると、データの最後に追加されます。
・新しくテーブルを作りたい場合は、下記のコードで同名のテーブルを予め削除して置きます。
DoCmd.DeleteObject acTable, "T1 データ"
(項目6)
・以上で、Access2010、TransferSpreadsheetの使用方法は終了です。