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L8実験計画(交互作用を無視)l8 doe


(目次)

 1. L8実験計画(交互作用を無視)とは
 2. 直交表への割付け
 3. 実験の実施
 4. 各水準毎の和を算出
 5. 各項目の計算
 6. 分散分析表の作成
 7. 最適条件の選定と推定

1. L8実験計画(交互作用を無視)とは

01 L8実験計画(交互作用を無視)とは

(解説)
 1.L8実験計画(交互作用を無視)について、説明
  して行きます。
 2.L8実験計画(交互作用を無視)は、以下の特徴が
  有ります。
  ・目的 : スクリーニング実験
  ・実験数: 8回
  ・因子 : 最大7因子
  ・水準 : 2水準
  ・割付け: 自由



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2. 直交表への割付け

02 直交表への割付け

(解説)
 1.直交表への割付けについて、説明して行きます。
 2.因子と水準は、左表1の設定とします。
  ・因子: 5因子(A〜E)
  ・水準: 2水準
 3.交互作用が無視できるので、A〜Eの5因子を
  ランダムに1〜7列に割り付けます。
 4.交互作用がある場合は、線点図を用いて割り付け
  ますが、今回は使いません。




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3. 実験の実施

03 実験の実施

(解説)
 1.実験の実施について、説明して行きます。
 2.左表2に様に実験計画を作成し、実験を実施し
  ます。
 3.実験の順序は、ランダムに行います。
 4.得られた結果を、右列のデータに記載します。







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4. 各水準毎の和を算出

04 各水準毎の和を算出

(解説)
 1.各水準毎の和を算出について、説明して行きます。
 2.左表3の様に、下記の項目を算出します。
  ・第1水準の和T
  ・第2水準の和T
  ・総計T
  ・(T−T/N






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5. 各項目の計算

05 各項目の計算

(解説)
 1.各項目の計算について、説明して行きます。
 2.計算する項目を以下に記します。
  ・修正項 : CT=T/N=
  ・総変動 : S
  ・要因変動: S
  ・要因変動: S
  ・要因変動: S
  ・要因変動: S
  ・要因変動: S



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 ・誤差変動: S=S−(S+S+S+S+S)=
 ・自由度 : f=N−1=
 ・自由度 : f=a−1=
 ・自由度 : f=b−1=
 ・自由度 : f=c−1=
 ・自由度 : f=d−1=
 ・自由度 : f=e−1=
 ・自由度 : f=f−(f+f+f+f+f)=
3.記号の補足
 ・T: 全データの合計
 ・N: 全データの個数
 ・a: 水準数
 ・b: 水準数
 ・c: 水準数
 ・d: 水準数
 ・e: 水準数


6. 分散分析表の作成

06 分散分析表の作成

(解説)
 1.分散分析表の作成について、説明して行きます。
 2.左表4の様に、分散分析表を作成します。
 3.横の項目
  ・要因
  ・平方和S
  ・自由度f
  ・分散V
  ・F
  ・p値
  ・寄与率ρ


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4.縦の項目
 ・水準間A
 ・水準間B
 ・水準間C
 ・水準間D
 ・水準間E
 ・誤差e
 ・計T


7. 最適条件の選定と推定

07 最適条件の選定と推定

(解説)
 1.最適条件の選定と推定について、説明します。
 2.最適条件の選定
  ・左図1の様に、要因効果図を作成します。
  ・B、C、Dが最適条件と分かります。
  ・AとEは効果が小さいので、除外します。
 3.最適条件の推定
  ・下記の計算式で、推定します。
  ・μ(B)=B+C+D−2T=
  ・ここで、Tは総平均を意味します。



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4.上記の推定は大雑把に見えますが、直交実験では良く用いられます。


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