(解説)
1.OC曲線について、説明して行きます。
2.OC曲線(Operating Characteristic Curve)は、
抜取検査で不良率pのロットが合格する確率
L(p)を示した曲線です。
3.OC曲線は、二項分布と3つの変数で決まります。
・サンプル数 : n
・合格判定個数 : c
・ロットの不良率 : p
4.抜取検査で、不良率pのロットが合格する確率
L(p)の目安が得られます。
(解説)
1.OC曲線の作成について、説明して行きます。
2.OC曲線は、エクセル関数BINOM.DISTを使用して
作成します。
・サンプル数 : n
・合格判定個数 : c
・ロットの不良率 : p
・ロットが合格する確率L(p)
=BINOM.DIST(c,n,p,TRUE)
3.横軸にロットの不良率p、縦軸にロットが合格する
確率L(p)を取ります。
(解説)
1.OC曲線の見方について、説明して行きます。
2.OC曲線では、不良率pのロットが合格する確率
L(p)の目安が得られます。
3.ロットの不良率p=1%の場合
・左図より、p=1%のL(p)を読み取ります。
・結果、L(1%)=74%となります
・正確な値は、エクセル関数BINOM.DISTで求め
られます。
(解説)
1.QC曲線の危険率(α、β)について、説明して行き
ます。
2.OC曲線の使い方として、もう一つ生産者危険α、
消費者危険βを適用する方法が有ります。
3.生産者危険α、消費者危険βを決めて、良いロット
不良率p0、悪いロット不良率p1を求めます。