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変数選択、手作業による逐次選択sequential selection


(目次)

 1. 手作業による逐次選択
 2. 1つ目の変数を増加
 3. 2つ目の変数を増加
 4. 3つ目の変数を増加
 5. 4つ目の変数を増加
 6. 3つ目の変数を減少

1. 手作業による逐次選択

01 手作業による逐次選択

(解説)
 1.手作業による逐次選択について、説明します。
 2.手作業に逐次選択は、コンピュータが発達して
  いない時代に行われていました。
 3.逐次選択の方法
  ・変数増加法、変数減少法で行います。
 4.変数の個数
  ・本例では、4つの変数で説明します。
  ・変数: x、x、x、x




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5.判定の方法
 ・変数を増加して、F値の大小で変数増加の可否を判断します。
 ・最後に変数減少を検討します。


2. 1つ目の変数を増加

02 1つ目の変数を増加

(解説)
 1.1つ目の変数を増加について、説明して行きます。
 2.最初は説明変数の数q=0で、この時の残差平方和
  S=126078となります。
 3.次に1つ目の変数を増加した時の残差平方和を、
  左式の様に計算します。
 4.ここで、残差平方和が最小になるxを回帰式に
  取り込むかを検討します。
 5.左式の様に、F値を算出します。F>2なので、
  xを回帰式に取り込みます。



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3. 2つ目の変数を増加

03 2つ目の変数を増加

(解説)
 1.2つ目の変数を増加について、説明して行きます。
 2.上記と同様に、2つ目の変数を増加した時の残差
  平方和を、左式の様に計算します。
 3.ここで、残差平方和が最小になるxを回帰式に
  取り込むかを検討します。
 4.左式の様に、F値を算出します。F>2なので、
  xを回帰式に取り込みます。





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4. 3つ目の変数を増加

04 3つ目の変数を増加

(解説)
 1.3つ目の変数を増加について、説明して行きます。
 2.上記と同様に、3つ目の変数を増加した時の残差
  平方和を、左式の様に計算します。
 3.ここで、残差平方和が最小になるxを回帰式に
  取り込むかを検討します。
 4.左式の様に、F値を算出します。F>2なので、
  xを回帰式に取り込みます。





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5. 4つ目の変数を増加

05 4つ目の変数を増加

(解説)
 1.4つ目の変数を増加について、説明して行きます。
 2.上記と同様に、4つ目の変数を増加した時の残差
  平方和を、左式の様に計算します。
 3.ここで、残差平方和が最小になるxを回帰式に
  取り込むかを検討します。
 4.左式の様に、F値を算出します。F≦2なので、
  xを回帰式に取り込みません。





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6. 3つ目の変数を減少

06 3つ目の変数を減少

(解説)
 1.3つ目の変数を減少について、説明して行きます。
 2.最後に、3つ目の変数を減少した時の残差平方和を
  、左式の様に計算します。
 3.ここで、残差平方和が最小になるxを回帰式から
  取り除くかを検討します。
 4.左式の様に、F値を算出します。F>2なので、
  xを回帰式から取り除きません。
 5.回帰式の最終解は、以下の通りです。
  ・変数: x、x、x
 6.尚、本手法で最適解が見つかる保証は有りません。


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